マーダーミステリーとTRPGの違いを徹底解説|初心者にもわかる比較ガイド
はじめに:2つの“なりきり”体験ゲームの魅力とは?
物語に没入してキャラクターを演じる体験型ゲームといえば、マーダーミステリー(マダミス)とテーブルトークRPG(TRPG)が有名です。どちらも物語の登場人物になりきって楽しめますが、遊び方や体験の本質には違いがあります。このページでは、マーダーミステリーとTRPGの違いやそれぞれの面白さを初心者にもわかりやすく解説します。
マーダーミステリーとは
マーダーミステリーは、参加者全員が物語のキャラクターとなり、殺人事件などの謎を推理する体験型ゲームです。それぞれのキャラクターには“秘密の情報”や“目的”が与えられ、プレイヤー同士の会話や駆け引きで真相解明を目指します。
シナリオごとに事件や登場人物が用意されており、物語の“結末”が一度きりなのも大きな特徴です。
マーダーミステリーの主な特徴
- 犯人探し・推理がゲームの主軸
- 配役(キャラクター)が決まっており、なりきり要素が強い
- プレイは原則1回きり。同じシナリオを再体験することはできません
- 会話や演技、心理戦を楽しみたい方に人気
TRPG(テーブルトークRPG)とは
TRPGは、テーブルを囲みながら参加者全員で物語を“創り上げていく”ロールプレイングゲームです。
プレイヤーは自由にキャラクターを作成し、冒険やバトル、成長を楽しみます。進行役(ゲームマスター)が物語の流れを導き、プレイヤーは行動を決定。サイコロ(ダイス)やルールによって物語がよりドラマチックに展開します。
TRPGの主な特徴
- 世界観・ストーリーの自由度が非常に高い
- キャラクターを自分で作り、冒険や成長を体験
- ダイスやルールによる判定で運要素も楽しめる
- 同じキャラクターや世界で何度も遊べるリプレイ性
マーダーミステリーとTRPGの比較表
比較ポイント | マーダーミステリー | TRPG |
---|---|---|
物語の進み方 | シナリオ(結末固定)を参加者全員で体験 | 物語はプレイヤーの選択によって自由に展開 |
キャラクター | 事前に割り当てられた役割を演じる | 自分で作ったキャラクターを操作・成長させる |
ゲームの目的 | 犯人を推理して事件を解決 | 物語を進めたり冒険を達成 |
リプレイ性 | 同じシナリオは原則1回のみ | 何度でも遊べる |
判定方法 | 会話や心理戦が中心 | ダイスやルールで運や戦術も反映 |
どちらが自分に向いている?
- 推理やドラマ性、役になりきる体験が好きならマーダーミステリー
- 物語を自分で創ったり、冒険や成長をじっくり味わいたいならTRPG
どちらも「物語への没入感」が魅力のゲームです。自分の好みに合わせて選ぶのもよし、両方試して違いを体感してみるのもおすすめです。
まとめ
マーダーミステリーもTRPGも、参加者が物語の主役になれる点は共通しています。
ただし、ゴール・進行・自由度に大きな違いがあるので、自分にぴったりの遊び方を探してみましょう。初心者でも安心して楽しめるイベントやサークルも増えています。気になった方は、ぜひ一歩踏み出してみてください!
さらに詳しい解説や公演情報は、マーダーミステリー公演一覧や、初心者ガイドもご覧ください。